M899は2025年3月発売の新商品

M899、M888ともにブリジストンから発売されているトラック用ミックスタイヤです。
国内のトラックではミックスタイヤが人気で、ミックスタイヤの需要は高まる一方です。

新たに発売されたM899と旧モデルであるM888の違いを解説します。
ミックスタイヤと縦溝の違いはこちらの記事をご覧ください。

リトレッド前提の強度をもつロウサーマルケース

相次ぐタイヤの値上げや、持続可能な社会を目指す社会情勢により普及してきたリトレッド技術。
リトレッドできるタイヤはベースとなる「台」が必要不可欠となります。

リトレッドタイヤについての記事はこちらをご覧ください。

台にダメージが入っているとリトレッドタイヤとして再使用することができないのですが、M899は新品時から台に使うことも考慮した設計がされています。

ケースへ熱が入りにくく、摩耗が進んでも台の劣化が抑えられるようになっています。

タフロングコンパウンドで摩耗性能アップ

コンパウンドは混合物、複合物のことで、タイヤではトレッド面(地面と接地している面)に使用される複合ゴムのことを指します。
タイヤのコンパウンドにはゴムやカーボン、オイル、シリカ、硫黄など様々な成分が使用されています。

これらを均一に分散する技術が向上し、M888より摩耗性能が向上しました。

また、コンパウンド内のポリマー(ゴム)とカーボンの結合力がM888より向上したことで、新ゴムタフロングコンパウンドとなったのです。

偏摩耗性とウェット性も向上


タイヤのトレッド面にはサイプという細かい溝があります。サイプがあるとタイヤが均一に路面にあたりグリップ力が高まったり、排水性をよくなったりする効果があります。
しかし、サイプにより分かれている左右のブロックが偏摩耗しやすくなる欠点がありました。

M899では3D-Vウェーブサイプというサイプ断面に3D形状を採用することで、ウェット性能・グリップ性能向上のメリットはそのままに、耐偏摩耗性能も向上することに成功しました。

当店紹介

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