縦溝とミックスって何?
「縦溝かミックスか?」新品タイヤをご購入頂く際には必ずお選び頂いております。
元々ついているものと同じものを!とご指定される会社様もいらっしゃいますが、車の使い方とタイヤの特性があっているか一度確認してみませんか?
今回は縦溝タイヤとミックスタイヤの違い、メリット・デメリットを解説します。
縦溝タイヤとは
縦溝と呼ばれているタイヤは、タイヤの接地面(トレッド面)に大きく縦に溝が切ってあるタイヤのことを指します。
一般的に新車装着はこの縦溝タイヤであることが多いです。
縦溝タイヤのメリット
縦に大きく溝が切ってあるため、まっすぐ進むことに関してはミックスタイヤよりもメリットが多いです。
縦溝タイヤのメリットは大きくわけて4点あります。
・偏摩耗しにくい
・静か
・燃費が良い
・雨に強い
新車装着されているだけあって実は縦溝タイヤにもメリットがたくさんあります。
開発車両で使用されるタイヤで排ガス試験(燃費試験)を行うため、新車装着のタイヤが縦溝タイヤになるのは燃費スコアを考慮してのことなんですね。
縦溝タイヤのデメリット
縦溝タイヤのデメリットは悪路走破性が低いことです。
急な雪がちらついたり、泥が多かったりぬかるんだ路面を頻繁に走ることは苦手としています。
基本的に冬はスタッドレスタイヤへの交換が必要になります。
冬タイヤへ交換する時間・費用、保管場所などを考慮する必要があります。
縦溝タイヤが向いている車
高速道路走行が多い、工事現場などへ立ち入らない、高速バスなどの長距離輸送が多い車に向いています。
冬前にスタッドレスへ変更できる環境が整っているか否かは大きなポイントになっており、提携している整備工場(タイヤ屋)の有無、保管場所の確保などができればミックスタイヤよりもコストが抑えられる可能性があります。
ミックスタイヤとは
ミックスタイヤとはトレッド面に縦だけでなく、横や斜めにも深い溝が切ってあるタイヤのことを指します。
最近のトラック業界ではミックスタイヤが主流になってきており、新車装着の縦溝タイヤから納車前にミックスタイヤに変更する会社もあるほど人気があります。
ミックスタイヤのメリット
ミックスタイヤのメリットは一言で言えば走行性能が高いことです。
M+S(マッドアンドスノー)表記がついていることからわかるように、ぬかるんだ路面や浅い積雪でも走行が可能です。
排水性も高く、たくさん荷物を載せてもグリップ力が高いため、安心して走行できます。
多くの路面に対応できるのがミックスタイヤが人気の理由なんですね。
ミックスタイヤのデメリット
ミックスタイヤはその走行性能の高さから偏摩耗しやすく、グリップ力が高いため燃費が悪くなる傾向があります。
また、ウリである積雪走行性能はスタッドレスタイヤには及ばず、冬になると必ず雪が降るような地域を走行する場合スタッドレスタイヤへの変更が必要になります。
ミックスタイヤが向いている車
雪が降らない地域の走行がメイン、工事現場や土手など不安定な路面を走行することが多い、荷物を多く積む車にはグリップ力が高いミックスタイヤが向いています。
タイヤを長く使うために
トラックのタイヤを長く使うために、適切な空気圧を守ること、適度なローテーションが必要です。
特にミックスタイヤは偏べりや一部のブロックのみ摩耗することが多いため、走行距離やタイヤの状況に応じた小まめなローテーションがおすすめです。
(ブリジストンでは5000キロごとを推奨しています)
当店紹介
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
当店は埼玉県戸田市で大型トラックから軽自動車まで、タイヤ交換ならなんでもお任せ!
タイヤセンターとだです。
出張サービスも行っているため、フォークリフトなど建設機械のタイヤ交換もご相談ください。
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