世界一のタイヤメーカーから新作オールシーズンタイヤが登場!
2025年10月1日にミシュランからCROSSCLIMATE3(クロスクライメート3)が発売されました。
初代クロスクライメートは2018年にオールシーズンタイヤとして発売され、2025年に発売されたのはクロスクライメートの最新モデルとなります。今回のクロスクライメート3はオールシーズンタイヤのノウハウを詰め込んだ最新モデルとなります。
ラインナップは二種類あり、クロスクライメート3とクロスクライメート3スポーツから選ぶことが可能です。
それぞれの特徴を解説します。
オールシーズンタイヤにスポーツモデルが登場!
【CROSSCLIMATE3SPORT(クロスクライメート3スポーツ)】
画像出典:MICHELIN
今までのオールシーズンタイヤは雪にも対応することから、タイヤを構成するゴムなどが柔らかく、高速道路などグリップ力が欲しい時に物足りないことがありました。
そこで、クロスクライメート3スポーツはダイナミックレスポンステクノロジーを採用。
このダイナミックレスポンステクノロジー、実はミシュランのスポーツタイヤ、パイロットシリーズに採用されている技術なのです。
アラミド繊維とナイロンベルトを組み合わせた構造になっており、高強度と耐熱安定性を実現。
その結果リニアなハンドリングと抜群のグリップ力を得て、タイヤの限界をあらわす速度記号はY(300km対応)となりました。
クロスクライメート3無印(スポーツでないという意味)の速度記号はH(210km対応)で、SPORTの文字があるかないかで全く別のタイヤになっていることがわかります。
さらに低燃費ラベリング制度では
画像出典:MICHELIN
転がりタイヤ性能A、ウェットグリップ性能aを獲得。
画像出典:MICHELIN
騒音面でも低車外音タイヤ認証も取得しており、ロードノイズも小さめなことがわかります。
この性能で軽い積雪まで対応できるのですから、さすが世界一のタイヤメーカーと言わざるを得ません。
クロスクライメート3はエコタイヤとしても高性能
【CROSSCLIMATE3(クロスクライメート3)】
画像出典:MICHELIN
一方、スポーツではないクロスクライメート3も負けてはいません。
画像出典:MICHELIN
低車外音タイヤ認証はもちろん取得。
画像出典:MICHELIN
マックスタッチコンストラクション技術により、接地面を安定化させることによりロングライフを実現。
画像出典:MICHELIN
低燃費ラベリング制度ではサイズにもよりますが、転がり抵抗性能AA、ウェットグリップ性能bを取得。
2024年に発売されて大人気のダンロップ製オールシーズンタイヤ、シンクロウェザーでも転がり抵抗性能A、ウェットグリップ性能bのため、エコタイヤとしての性能はクロスクライメート3に軍配があがります。
シンクロウェザーにも優れた点がありますので、シンクロウェザーも検討中の方はシンクロウェザーの記事もご覧ください。
クロスクライメート3にも欠点はあるのか?
走行性能も高く(スポーツ)、耐摩耗性能も高く(無印)燃費も良く、音も静か、雪も走れる。
完璧に見えるクロスクライメート3ですが、2点欠点があるので解説します。
凍結路面は走行できない
画像出典:DUNLOP
クロスクライメート3はスノーフレークマークを取得しており、冬タイヤ規制がある場合でも走行が可能です。
しかし、公式サイトで凍結路面は走行不可と明記されており、気温が低く朝晩に路面が凍結するような地域でスタッドレスの代用として使用することは難しいです。
一方比較対象とされやすいシンクロウェザーはアイスグリップシンボルを取得しており凍結路面でも走行することが可能です。
画像出典:DUNLOP
アイスグリップシンボルは氷上でも走行できると国連基準で認められた証です。
アイスグリップシンボルを取得したオールシーズンタイヤはシンクロウェザーのみ(記事執筆時2025年10月)となっており、冬タイヤとしての性能はシンクロウェザーに及びません。
ラインナップが限られる
クロスクライメート3は16インチ~20インチ、クロスクライメート3スポーツは18~21インチとラインナップが限定的です。
スポーツと無印と2種類から好みで選べるわけではない点には注意が必要です。
比較対象になるシンクロウェザーは15インチ~21インチまでラインナップされており、人気のある軽自動車も一部対応しています。
シンクロウェザーは2024年に発売されたタイヤで、発売後ラインナップが拡充されています。
クロスクライメート3は2025年10月に発売されたばかりのタイヤなので、売れ行きや販売計画によって今後拡充される場合もあるかもしれません。
普段使いを大切にしたい方におすすめ
まず前提としてオールシーズンタイヤは毎年必ず雪が見込まれる日本海側での使用は向いていません。
下にあるのはシンクロウェザーを装着しているエリアが赤くなっている画像です。
画像出典:DUNLOP
アイスグリップシンボルを取得しているシンクロウェザーですら、日本海側での装着は多くありません。クロスクライメート3は太平洋側の雪が少ないエリアでの使用がおすすめです。
万が一の雪への備えはしたい、でも日ごろの性能を重視したい方にクロスクライメート3はおすすめです。
通常の夏タイヤとして優秀な性能を持っているため、高い満足感を得られることでしょう。
まとめ
近年増加しているオールシーズンタイヤ需要。
2024年のダンロップシンクロウェザー、2025年ミシュランクロスクライメート3と大手がオールシーズンタイヤの開発に力を入れています。
あまり雪の降らない地域では今後タイヤ交換の際、選択肢に入ってくることでしょう。
日本海側のよく雪が積もる地域や、オフシーズンのタイヤを保管する場所や手間を惜しまない方にはブリヂストンのWZ-1がおすすめですよ。
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