エコピアはブリヂストンの低燃費タイヤ


画像出典:BRIDGESTONE

ブリヂストンのエコタイヤ、エコピア。
エコピアにはEP001Sというモデルがあり、今回はこのEP001Sについて解説します。

低燃費ラベリング制度で最高評価を獲得


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EP001Sは低燃費ラベリング制度転がり抵抗性能AAA、ウェットグリップ性能aと、どちらも最高性能を獲得しています。
どちらも最高ランクを獲得したのが2012年で、この時点での2冠は業界初となっています。

転がり抵抗性能とグリップ力は相反する性能となっているのですが、あらゆる技術を駆使することで両立することに成功しました。
発売から年数が経った今でも2冠を達成しているタイヤはほとんどありません。

モータースポーツ技術を応用し転がり抵抗の低減に成功


画像出典:BRIDGESTONE
AAA-aを獲得できた理由の一つに新コンパウンドがあります。
コンパウンドにモータースポーツで培ったグリップ向上技術、アクアパウダーを採用。
また、ウェット向上ポリマー、ナノプロテックゴムの採用によりエネルギーを低減。

これらが混ざり合うことでトレッドゴムのエネルギーロスを軽減し、発熱を抑制。
転がり抵抗の低減に成功しました。

磨き抜かれた安全性


画像出典:BRIDGESTONE
パターンを見て最初に気づくのは3本の太い縦溝です。
この3本の縦溝で耐ハイドロプレーニング性を確保。
特に真ん中の縦溝はテクスチャードされており、排水性を確保するだけでなくブロック剛性アップにも役立っています。

横方向に長い溝はスクレイプサイプといい、接地面内に流れ込む水をかきだします。

ウェット向上ポリマーとナノプロテックゴムとともにウェットグリップ性能aに寄与しています。

EP001Sはサイズ展開という致命的なデメリットが

AAA-aを達成しているEP001Sですが、ラインナップが2サイズしかありません。
せっかくの高性能なタイヤですが、装着できる車種が限られています。

低燃費ラベリング制度は日本向けタイヤで行っている制度ですが、実は欧州向けタイヤには別でラベリング制度が存在します。
EUラベリング制度といい、日本の低燃費ラベリング制度はEUラベリング制度を参考に作成されたため、ほとんど同じ評価軸になっています。

そのEUラベリング制度でA-A(日本ラベリングでいうAAA-a)を達成しているタイヤがあるので紹介します。

低燃費タイヤグレードの頂点エココンタクト6


画像出典:Continental
コンチネンタルから発売されているエココンタクト6はEUラベリング制度でA-Aを達成しています。

コンチネンタルはドイツのタイヤメーカーで1871年創業。
2024年はタイヤの世界シェア4位となっており、安心して使えるメーカーです。

エココンタクト6は31サイズでラインナップがあり、そのうちの13サイズがA-Aを達成しています。
EP001Sのような高性能のタイヤが欲しい、でも合うサイズがない方はエココンタクト6も候補にしてみると良いかもしれません。

まとめ

低燃費ラベリング制度で最高評価のAAA-aを達成しているエコピアEP001Sですが、サイズ展開という致命的な欠点があります。
サイズが合えば「買い」の超おすすめタイヤですが、サイズが合わない場合はEUラベリング制度でA-A(日本ラベリングでいうAAA-a)を獲得しているコンチネンタルのエココンタクト6を検討するのも良いでしょう。

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